ミスター

作詞作曲：熊谷淳

　

部屋中探し回ったところで何も見つからないのは当たり前
そこにはアンタにまつわるものしかない　物珍しい物があるはずもない
いい加減あんたは行かにゃぁならん　それはもう身をもって知っているはず

断腸の思いでのぞんだ秘密の告白が
実は全部嘘だったなんてことはないだろうな
アンタがどんな気分かオレにはどうでもいい

拝みたくなるような見事な根っこ　名うての木こりがその斧をかざす
断末魔の叫びの中アンタは　かすかな希望をその手に掴もうとする
無情にもアンタの手をこぼれたそれは　言葉と微笑みをもって闇へ消える

その言葉がなんであったのか今となっては知るよしも無い
アンタの耳には「ザマアミロ」としか聞こえていない
アンタがどんな気分かオレにはどうでもいい